焼山北面台地スキー

2010.4.17(土)~4.18(日)
メンバー:山崎洋介

2010.4.17(土) 曇
8:15 焼山スキー場出発 - 15:50 昼闇山 – 17:30 一の倉沢二俣 – 18:50 アマナ平CS
きたぐににて糸魚川下車。
関東以北ではまれに見る風雨・降雪らしいが、天気図とにらめっこして出した「悪天は直江津から向こう」という読みが当たり、糸魚川では高曇りであった。
焼山温泉あたりの積雪は50cmくらい。もうあちらこちら地面が顔をのぞかせているが、焼山スキー場からはしっかり雪がついており、問題はなかった。
今回は一ノ倉川に滑り込む計画なので、滑降路を確認するためにも昼闇山北尾根にとりつく。尾根線上から焼山川との合流点あたりまでしっかり雪がついていることを確認できたものの、北尾根はおもったより急峻で最後の200mばかりはツボ足を強いられた。
1750mの肩から一ノ倉川に滑り込む。雪面は思ったほどクラストしておらず、この調子なら明日の焼岳もなんとかなるのではないか。1600mのあたりからガスがかかり、何も見えなくなる。地形図では結構なゴルジュになっているが、終始快適にターンが決められる幅はあった。850mぐらいでガスが晴れるが、すでにいちばん楽しい部分は過ぎ去ってしまっていた。これが晴天ならさぞかし気分がいいことだろう。
焼山川はぎりぎりで遡行可能。たぶん次の週は渡渉が必要になるだろう。
アマナ平で泊。

2010.4.18(日) 晴
5:45 起床 – 6:00 発 – 11:15 焼山2300m – 13:55 笹倉温泉
本日は焼北面。
こちらはクラシックルートなので、特に書くこともない。
アマナ平まで歩を進めていたので先頭だったが、あとから何パーティも上がってきていた。全部で20人ぐらい入山していたのではないだろうか。
バスの時間の都合で2300mから滑降。フリートレック+兼用靴が素晴らしく有効。重い雪でもくるくる回ることが出来るし、担いでも軽くて邪魔にならない。春スキーはこれに限ると言える。
帰途も思ったより時間がかかり、焼山スキー場でデポ品を回収しているうちに肝心のバスは走り去ってしまった。こんなことなら頂上まで行っておけばよかった、と悔やみつつ、ツクシを山ほどつんで一時間後の次のバスで糸魚川に向かった。

山崎洋介