2015/10/2
2015ヨセミテ
2015/10/2(金) 晴れ
ヨセミテに向けて出発。
渡米にはアシアナ航空を使ったが、預け荷物が23kg×2なのはありがたい。
毎度の事ながら準備に手落ちがないか不安。
重量がすべてこみこみで35kgになったのはどうしようかと。
中国系航空会社の時は毎度毎度遅延をくらっていたが、アシアナ航空にはそのような決まりはないようで、大過なくソウル・仁川へ。関空から直接サンフランシスコに行くより、アシアナ航空で仁川でいっかいおりて乗り換えの方がかなり安い。どこか間違ってる。
2015/10/2(金:アメリカ時間) 晴れ
金曜日の12:30に出発したというのに、同じく金曜日の10:00に着くというのはこれいかに?
関東組Tと合流して、関東組その2のIを待つ間金門橋観光。その後、フィッシャーマンズワーフでお食事。まずくもないが旨くもなし。
レンタカーのカーナビの電源系がいかれていたので、とって返して新しいものに交換してもらってから一路ヨセミテに出立。
途中、オークランドという街で買い物をしつつ国道を走行。片側6車線(!)の高速はかえって走りにくい。
2015/10/3(土) 晴れ
毎朝テン場の受付をするキャンプ4のキオスク(受付小屋)の前にはすでに多数の人が寝袋にくるまってお休みの模様。
受付の前には明日テントに入れる人数が張り出されており、本日の人数21人。しかるに並んでいる人は既に24人。
それでも一縷の望みを胸に並んでみるがやっぱダメ。
レンジャーのおばちゃが「パインバレーならあいてるという情報をくれたので、車を回してみるがそこにも「FULL」の張り紙が。
今夜の行列に賭けることにして、夜までの時間にナットクラッカーに行く。
ロイヤル・ロビンスが作ったルートで5.9ながら星五つ。
トポにもそう書いてあった超大人気ルートは大混雑。取り付きから見るノーマルルートには6人、ヴァリエーションに6人の12人。これが3ピッチ目で全員集合するわけである。
しばらく見て諦めて、CS.コンチェルト に転進。
さくさくと終わったので、そろそろ空いただろう、とナットクラッカーに舞い戻ってみたれば、ようよう空いている。そろそろお日様は傾きかけているが、最悪ヘッデンでもいいだろう、と取りつくことにする。
だが、1P終了点でまたしてもストップ。そこにいたのは朝とりつきで待っていた人ではないか。何時間待ってるんや?と見ているとすさまじく遅い。そこでテンションしてカムを抜くか?
加えて2人の日本人Pが待っているため撤退を決す。
オールナチプロのルートなので終了点などはない。われわれも残置はイヤなので、日本人Pに頼んで下降後に支点の岩にかけたシュリンゲを投げて貰うことにする。
2P目のテラスから取り付きまで60mちょうど。
で、投げて貰うところまでは上手くいったのだが、いきなりスタック。
下から見たら木の枝っぽかったのだが、登り返したIの話ではハーケン、しかもアゴが上向き!ロイヤル・ロビンスが引っこ抜き忘れたハーケンに引っかかったようである。
回収が終わったところで日も暮れたのでキャンプ4にもどり受付所に並ぶ。うちらでNO.1からNO.3を独占である。
2015/10/4(日) 晴れ
受付所が開くと同時に整理券を配られる。
パスポートを提示し、人数とテント数とポータレッジ、ホールバッグの数を聞かれる。
さらに熊対策のドキュメントを読まされ、内容を理解したところでサイン。
また、車のナンバープレートの番号も聞かれ、それを記したタグをもらって車内に掲示しておかなければならない。いろいろと面倒である。
ヨセミテ初見参のわれわれとしてはとまどうこと多々。
ビレッジのスーパーで買い物をしてから、キャンプ4で荷造り。いやいや珍道中。
なんとか作りあげたホールバッグは46kg(寝具・雨具除く)!
2015/10/5(月) 晴れ
本日1~4ピッチのフィックス&荷揚げの日。
天気予報は本日もサンダーストームであったが、終日晴天。
昨日の予報も雨だったが実際は終日晴れ。
こう外れてくれると、明日以降の晴天予報の正否が危ぶまれるところである。
T・I組で4Pまでのフィックスを張りに行く間、山崎は留守番。
合流時間になったので取り付きに向かうも、二人の影も形もなく。ルートが糞詰まりを起こしていたらしく、降りてきたのは二時間後。見える範囲ずっとクライマーが蠢いていた。
二人が降りてきたところでオーダーを交代してI・山崎組で装備をホーリング。重いおもい。
横にやってきたイングランドのパーティ、荷物が化け物のようにでかい。半日かかって3ピッチホーリングできただけみたいだけど。行けるのだろうか?
上から「ギア、ギア」というコールがかかってきたかとおもうと、キャメの、#4と#5にヌンチャクが10個ばかり落下してくる。本日は晴天、所によりギアの雨がふるでしょう。
こんだけギアを落っことしたパーティ、行けるのだろうか?
2015/10/6(火) 晴れ
3時に起きて、ど真っ暗な中を出立。
取り付きのフィックスに入ったのはわれわれが一番のようだ。闇の中でフィックスロープをユマーリング。背後にはアプローチしてくるライバルのヘッデンの明かり。
昨日ガチャの雨を降らした連中は下降する模様。
なら、とっとと降りてくれればいいのに、えんえんポータレッジでのんびり。
それが所もあろうにエントランス・ストーブレッグの振り子トラバースの支点を占領しているのだからたまらない。
クリーニングのT氏が振り子をするのに、「ホールバッグの底のバンドに支点を取れ」と無茶を言ったあげく、振り子の最中に上部からしょんべんをしだす。どこまで行っても駄目な連中である。
ドルトタワーに到着したところでIが「手が攣った」と言い出す。
エル・キャプタワーまでの残りは山崎が担当。簡単な斜上ランペ。
エル・キャプタワーのビバークサイトは完全平坦の御殿。1.5m×6mのテラス。先行、後行なしですばらしい一夜となった。が、酒が全くないのは大失敗。
エルキャプ・タワーで後続をビレイしているうちにお気に入りのサングラスがフォール。懸垂で捜索。
サングラスを見つけたが、落としたのとはまったくの別物。かつてこのルートを登った誰かが落っことしてものであったらしく。サングラスを落として別のサングラスを持参してきた山崎に双方絶句。まあそうだ
よな。
ながながと時間をとったお詫びと言ってはなんだが、上部「テキサス・フレーク」にフィックスを掛けに行く。
2015/10/7(水) 晴れ
早朝よりテキサス・フレークをユマーリング。双方感謝してくれよ。本当に苦労したんだから。
ブーツフレークの登りとキングスイングはIが担当。30分ほどで突破。後続は繰り出しトラバース。
19ピッチ目で渋滞しているらしく、二人が先行した後のトラバースの途中で延々待機。キャンプ4に着いた時には日もだいぶん傾いていたが、意気軒昂なIはそのままの進撃を主張する。グレートルーフの壮観さを楽しむ間もなく、パンケーキフレークの渋さも闇の中。
本日泊地のキャンプ5に到着したのは22:45。とーぜんヘッデンの残業。
キャンプ5には先行のアメリカンパーティ。泊はポータレッジなのだが、余剰装備をまとめるという気遣いもなく。
思い切り傾いた終了点のテラスで飯を食し、三人思い思いの場所に別れて泊。ザイルで確保してはいるというものの、一畳もないテラスの外は数百フィート切れ落ちているのである。それでも安眠できるのはきっとビッグウォール慣れしてきたせいであろう。
2015/10/8(木) 晴れ
まだ暗い中をヘッデン装着で登攀開始。キャンプ5を独占していたアメリカンパーティを抜き去って、まずはグロウイングスポット。ところどころ小さなカムを決められる他はオフセットのマイクロナッツ掛け替え。闇の中のランナウトが痺れる。
有名なチェンジングコーナーではマイクロカムとナッツが外れて二回もフォール。おっこちると体が硬くなっていけない。
追いついてきたパークレンジャーの2人パーティは40Lの小さなホールバッグで登ってきている。聞けば、軽量化して2日で登るのだとか。ワンディと昔ながらのタクティクスの中間形態で悪くないアイディアに思える。
頂上直下のハング帯ではIがトラバース直前に支点を掛けてくれたため、いらんところで繰り出しをする羽目に。申し訳ない>下から来たワンデイの人。
それが最終ピッチ。すぐ右に終了点タッチの木が生えている。ようやっと到着!
Tは最終ピッチが終わってもそこがてっぺんだとは気づかず、しばらくボーッとしていたのだそうな。
着いてすぐに日が暮れたのでどないしようかと思った
が、ワンディのパーティが案内してくれた。おかげで深夜ながら無事キャンプ4まで帰着。
2015/10/9(金) 晴れ
フィックスしたザイルと登攀中におっことしたIの靴の回収にノーズの取り付きに赴く。
落下していった靴は取り付きの岩の上に鎮座していました。ザイルも無事回収。
再度カリー・ビレッジにピザを買いに行こうと車を走らせたところでIが今度は回収作業中に財布をフォールしたといいだす。ぐるりと回って舞い戻って無事回収。
靴を落っことした時周りの連中はShoe、shoeとコールしていたが、財布を落とした時はWarret!と叫ぶのだろうか?
カリービレッジでピザを買い、ヨセミテ・ビレッジで野菜他を買ってキャンプ4で祝勝会。
Nose登攀成功おめでとう!
キャンプ4のキオスク、寝袋を持ち込んで徹宵行列をする連中が多すぎる、ということで昨日より徹夜行列禁止となった由。
2015/10/10(土) 晴れ
本日はT帰国。
バスが夕方なので、それまでの時間にショートルートのミドルカシードラルロックはセントラルピラーオブフレンジーに行く。
例によって道を間違え、ようやく正解取り付きに着いた時にはすでに先行パーティが。
そのコリア・アメリカンのパーティに快く先行を譲って貰い取りつく。もっとも彼らは2P目に必須のキャメ#4を忘れ、貸してくれ、と泣きついてきたのでお互い様である。
1,2.5P T、3P山崎、4P I。
いちんち日陰で涼しく、この天候には最適なルートである。
ジャムがきれいに決まる至極快適なクラックが連続する。それにしてもロクスノ27号の菊池氏の記事にある「クラックで5.10がやっとという人はカム類は3セット」、というのはなんぼなんでも用心のしすぎであろう。
懸垂は2Pで取り付きへ。ルートの終了点から真下にほぼ60mの場所で中継。そっちに支点がある、って知らないと行けない。
本ルートはやはり人気らしく、件のコリア・アメリカンパーティ以外にも3Pが順番待ち。
それでも抜かされることなく下降し、キャンプ4に戻って泊許可の更新。一週間ごとに更新手続きが必要だが、締め切りの二、三日前から申請可能。
そこで荷分けを済ませたT氏は帰国の途につく。キャンプ4のほぼ真向かいにあるビレッジ(バーから土産物屋まで完備)よりマリポサゆきのバスに搭乗。飛行機と列車の時間の都合で、本日はマリポサでステーションビバークするのだとか。
2015/10/11(日) 晴れ
本日は現地で合流したT2氏と三人でハイヤーカシードラルのノーマルルート。
またまた道を間違う。初めてにしろ間違いすぎだろう。
盾の中にある十字架の落書きが取り付きの目印。
山崎がリードした2P目、右側の懸垂支点に吸い寄せられ、復帰のためのトラバースで死ぬ思いを。
思ったより時間がかかったが、元気すぎるIはさらにクッキーエリアに行こう、と言い出す。
T2氏をキャンプ4に送り、R120を行ったり来たり。またまた迷う。
でようやっと着いたクッキーエリアでもあさっての方向に突っ込んでいって迷う。それでも日が暮れるまで1本。
さすがに疲れたので「明日はオフ日にしよう」と提案するも、鬼軍曹と化したIに却下されてしまう。明日の対象はスティック・サラテ。キミ、山崎はキミのおとーさんとあんまり変わらない年なんだよ?!
2015/10/12(月) 晴れ
本日はスティック・サラテ。連日の好天が微妙に恨めしい。
明け方、4マイルトレイルの入り口に駐車。誰もいない。昨日の入り口確認の際にはけっこう混んでいたように思えたのだが。
とまれ、装備を装着してぽくぽく歩く。トポに記載されていたクリークは幅10cmほどの細いほそいおしめり。
山崎的には日が昇ってから出発でもよいと思っていたのだが、I的には突っ込むのはデフォらしく、問答無用で出発。トポにはクリークの100ft手前でクライミングトレイルがある、と書いてあったが、とうてい人気ルートのアプローチトレイルとは思えないガレ場の末端也。
ガレ場を登ること30分。またもや道を間違える。正解ルートへ戻るための懸垂しているうちに、現地の女の子と優男風の衆に抜かれてしまう。Iさぞかしお怒りか、と思いきや、「抜かれるのは予定のうち」らしい。
なんやねん。
ざらざらの岩をはいずったりチムニー登りしたり懸垂したりルートミスしたり。とにかく「濃い」というのがふさわしいルートで、グレードとは別に体幹と脚の力を必要とするピッチが多数であった。
頂上に着いたのは18:05。
山崎へろへろ。手は感覚ないし、膝は笑いまくるし。だが、これからさらに四時間の作戦行動が続くとは誰が予想しえよう?
下山は岩峰のコルから南に向かって急なガリーと岩場を延々下る。上部は事前情報に違わぬ急さであったが、問題は下部のスラブ帯に入ってから。全くわからない。真っ暗な中を右往左往しつつ下降路を見つけるのは大変であった。
ようようC4に着き、乾ききった体にポカリスェットを充填して寝る。
このまま朝を迎えられないやも、と思われるほど疲弊。
2015/10/13(月) 晴れ
幸いにして夜中に死んでいるようなこともなく無事目覚める。
本日OFF日。
食事をしてぼーっとして、午後よりシャワーに行ったり、買い物をしたり、アワニーホテルを観光に行って鹿親子の写真を撮って夕方から飲んだくれモード。
のち、C4側のヴィレッジのバーに行ってトム・エヴァンズをおとのう。
彼は毎日エルキャプに登っている連中の写真を撮って、やってくるクライマーから寄付を募って頒布しているのだ。ちなみに$20。それって商売って言わん?まあでも、よい写真をいっぱい貰いました。
2015/10/14(水) 晴れ
スネークダイクに行く。
朝の3時に起き(寝たの22時なのに……)、身繕いをして4時半出発。5時に 真っ暗な駐車場を出て、えんえんアプローチ。けっこうな急登をアゴを出しながら登高。ここまでのアプローチルートはハイキ
ングトレイルになっているので、あまり迷いようもない。
リバティキャップの麓でハイキングトレイルと別れて山裾を左にからむ薄いトレイルをたどるとリバティキャップのコルに着く。コルは真っ平らでブッシュも薄く素晴らしい風景。
そこからロストレイク――本当に何もなし。たぶん春の時期だけ池が出来る――にむかう。そこでまたまた道に迷う。ハーフドームの左肩に向かうところを中央部めがけて行ってしまったので、でっかい松ぼっくりがころがる森林帯を右往左往するはめに。この間に2パーティに抜かれ、ニコンのレンズキャップを落っことす。
スネークダイクはIと山崎が交互にリード。T2氏はフォロー位置。
1Pのハング下のトラバースが悪い。つるつるのスラブを左に行くのだが、ハング下のクラックに指が入らない。I曰く「最悪の5.7」。ピンもトラバース始めの所にエイリアンの黄が取れるのみ。
ルート自体は1Pを除いて簡単明瞭。カリフォルニアの晴天を背景にぐんぐん高度を稼げるお散歩岩登りルート。これでヴァリーから近かったりしたらとんでもない混雑になるんだろうな。日本にはちょっとない別種の快適さを満喫できる。
天気は快晴、空気はからから。
傾斜が緩くなってきたので、ザイルを外す。ピークまではけっこう歩く。
初挑戦にしてエルキャピタンに続いてハーフドームのピークにまで立ってしまった。相方と天気に感謝である。
男女二人組と写真を撮りあって、バイザーの上でごろごろしてから下山。
のんびり下っていくと、なんとちょうどハーフドームピークへのワイヤと踏み板を外す作業に遭遇する。一日でも来るのが遅れて踏み板がなくなっていたら下降はすごく大変だったろうな。
一般ハイカーのトレイルを延々歩き、ようやっと駐車場に戻ったのは17:20。
2015/10/15(木) 晴れ
オフ日だったので思い切り寝坊。
T2氏に加えてC4で知り合った日本人二人と5人でカリー・ビレッジのピザ屋へ。
今回は5人だったので、ラージを二枚。
ピザ屋で行列していると、白髪のおっちゃんに話しかけられる。
彼自身もクライマーだが、上手くないので簡単なクライミングを楽しんでいるそうな。今回はナットクラッカーを狙ってやって来たと言っていた。
老いては益々壮んなるべし!
2015/10/16(金) 曇り一時雨
本日はロストラム。
4時起きで夜明け前にそれらしい場所に着くが、まったく見当がつかず。いつも大混雑の場所だと聞いていたので、先行P のお尻について行けば迷わないと思っていたのだが仕方ない。スラブ帯右端の顕著なトレールを辿って岩壁上部に至る。30m懸垂×4で取り付きへ。
下の川から歩いてきたというノルウェー人二人組に遭遇。下からは20分ほどで登ってこれるとのことだが、藪がひどいのだそうな。
1P目は山崎が行く。またしてもチムニーが。運命?
連日の登攀に体幹がよれてしまって踏ん張りのきかない山崎にかわって2P以降はIがリード。
Iは核心5.11cもするする。山崎は躊躇も遠慮もなくユマーリング。
その後の5.10aも最初のトラバースが出来ずにタッチ。上部のフレアのほうから悪態が聞こえる。I曰く、「5.11cより悪い5.10a」。つっこまんでよかった。
下を見下ろすと後続が続々。その数14人。
最終ピッチを登っている頃から雨がぱらつき出す。
上部から降りてきたパーティ――最上部の5.12ピッチ(Ver.)だけやりに来た?――が懸垂ロープと登り返しのロープを貸してくれたおかげで最速で完了。どうもありがとうございました。
その後140号のガスステーションに。油量計はほとんどゼロ近辺。
ステーションに着いたところで前も見えないぐらいの豪雨。しかも霰まじり。壁に取りついている連中、大丈夫だったかな?
キャンプ4で「明日は1100からサンダーストーム」との情報。
一日早いが、明日大雨にならないうちに撤収と決す。
2015/10/17(土) 雨のち晴れ
明け方には所々青空も覗く天気であったが、昼前からは雨に。そろそろ晩秋の悪天のシーズンか。パッキングをして一日早くのチェックアウト。こっちの都合なのに一日分キャンプ代を返してくれたのに驚く。
ルート140号でサンフランシスコへ。
サンフランシスコではREIでお買い物。えらく広いけれど、品揃えは好日程度。値段も日本とほとんど変わらず、というか13%の税金を入れると高いものもある。それだけはそこそこ安いウェアをいくつか購入。
チャイナタウンで最後の晩餐。米面(お米の細麺。ビーフンより細い)の上に豚肉と野菜の炒め物をのせた丼は結構旨かった。二人もセットメニューを頼んで満足そう。
空港に行って車を返し、国際線ロビーでビバーク。
2015/10/18-19日) 晴れ
空港で残り二人にさようならを言って、アシアナ航空の人となる。太平洋を逆向きに横断。
仁川、関空と順調に乗り継ぎ、日が変わる頃帰宅。
<2015ヨセミテ戦果>
・エル・キャピタン「ノーズ」
・マニュアパイル・バットレス「CSコンチェルト」
・ミドルカシードラルロック「セントラルピラーオブフレンジー」
・ミドルカシードラルスパイアー「レギュラールート」
・センチネルロック「ステック-サラテルート」
・ハーフドーム「スネークダイク」
・ロストラム「レギュラールート」
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下の写真は、記録にも書いたトム・エバンズに貰った写真と自分で撮ったエル・キャピタンの全景をあわせたものです。
右の写真(ブーツフレーク)で振り子トラバースしているのは、何を隠そうわたし山崎です。